Bauer(バウアー)のVaporホッケースティックの特徴

ホッケースティックを選ぶ時に、スティックブレードの形状、パターンの他にLieやFlex(フレックス)など気になるポイントは色々とあります。ホッケースティックにおけるLie角やフレックスについてはこちらの別記事「ホッケースティックのLie角とFlex(フレックス)について」に記しました。

Lie各やFlex(フレックス)のような一般的な特徴の他、各メーカー、さらにメーカーの製品ラインナップによってもホッケースティックには特徴があります。

今回はBauer(バウアー)のVaporシリーズのホッケースティックについてその特徴についてまとめてみたいと思います。

Bauer(バウアー)のVaporシリーズを使用しているNHLプレーヤーと言えば、シカゴブラックホークスのPatrick Kaneですね。少し前まではワシントンキャピタルズのスーパースター、Alex Ovechkinもそうでしたが彼は現在CCMへと契約を変更して大ニュースになりました。

彼らのどちらにも共通するように、Vaporシリーズはフォワードのプレーヤーに使用されていることが多いです。

これは、ローキックポイント(Low Kick Point)(キックポイントがスティックブレードに近いホッケースティックにおける低い部分にあること)であることが理由の1つです。ゴール前でディフェンスのプレッシャーを受けながらホッケースティックをフルにスイングできない状況で、スティックをクイックかつ小さなモーションでも強いシュートを打つにはローキックポイントであることが有効とされています。

Vaporシリーズのホッケースティックの特徴は、ローキックポイントであることの他、他のシリーズに比べて硬めとされるスティックブレードによってパックの跳ね返りが強くなるように設計されています。これもフォワードプレーヤーには好まれる特徴でしょう。

その他、シャフトの形状は丸みが強めであり、かつテーパーも強めとなっています。手触りとしては同じBauer(バウアー)のホッケースティックの中では細めに感じるかもしれません。

 

 

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