ホッケーヘルメットのサイズについて

ヘルメットの各メーカーが提供しているサイズは「S(スモール)」サイズから「XL(エクストラ・ラージ)」サイズとなっている場合が多いです。稀に「Junior」もしくは「Lilo」というサイズのラインナップも見られますが、概ね「XS(エクストラ・スモール)」の少し小さいサイズと思っていただければ良いでしょう。

まずはメジャーを使って頭の周囲を測定してみてください。この測定した頭囲を参考にして下のサイズ表をご覧ください。

 

ホッケーヘルメットのサイズ(Bauer)

ヘルメットのサイズ頭囲(インチ)頭囲(センチ)
Yth19.2 - 21.249 - 54
XS20 - 21.851 - 55.5
S20.8 - 22.653 - 57.5
M21.8 - 23.855.5 - 60.5
L23.2 - 25.259 - 64
XL23.6 - 25.660 - 65

ホッケーヘルメットのサイズ(CCM)

ヘルメットのサイズ頭囲(インチ)頭囲(センチ)
S20 - 2251 - 56
M21.5 - 2355 - 58
L22.8 - 24.7558 - 63

ホッケーヘルメットのサイズ(Warrior)

ヘルメットのサイズ頭囲(インチ)頭囲(センチ)
S21 - 2253 - 56
M22 - 23.056 - 59
L23.2 - 24.459 - 62

 

頭囲以外にも、ヘルメットそのものの形状によってもフィット感が異なります。いくつかのモデルとその形状の特徴を下の表にまとめてみました。

  • 新円形 … 頭部前後の広がりが無く、上から見た頭部が円に使い形状です。全方位にサイズ調整できる製品であれば、アジア系に多い幅の広い傾向のある頭部に対しても、頭囲から選んだ製品でのフィット感が高くなります。
  • 円形 … 比較的前後の偏りが無く、調整機能が「全方位」系であれば幅の広い形状の頭部にもフィット性が高くなります。
  • 前後長円形 … 欧米系に多い、前後に長い楕円の形状となります。特にサイズ調整が前後のみの製品の場合には、頭囲だけでサイズを選択すると幅が狭いと感じるかもしれません。

 

メーカー商品名形状の特徴サイズ調整機能
BauerRE-AKT 200円形前後+熱成型
BauerRE-AKT円形前後+後頭部
BauerRE-AKT 75円形前後のみ
BauerIMS 11.0円形全方位(後頭部)
BauerIMS 9.0円形前後のみ
BauerIMS 5.0円形前後のみ
BauerRE-AKT 100円形前後+後頭部
CCMResistance円形後頭部
CCMTacks 710円形後頭部
CCMTacks 310円形後頭部
CCMFitLite FL3DS前後長円前後+後頭部
CCMFitLite前後長円前後+後頭部
CCMFitLite FL500前後長円前後のみ
CCMFitLite FL80前後長円前後のみ
CCMFitLite FL60前後長円前後のみ
CCMFitLite FL40前後長円前後のみ
WarriorKrown PX3真円形全方位(ダイヤル調整)
WarriorKrown PX2真円形前後のみ
WarriorKrown PX+真円形前後のみ

 

表からもわかるように、上位モデルほどサイズ調整が全方位に柔軟にできる傾向にありますが、同時にクッション素材における衝撃吸収性も高くなります。アイスホッケーやインラインホッケーは、他のスポーツと比べても接触や転倒の多いスポーツです。予算の範囲で十分な検討をお願いします。

ホッケーヘルメットの着用に際しては、ヘルメットのパッドとの間にできるだけ隙間の無いように調整してください。アジャスターを外し、ヘルメットを最大のサイズにまで広げた後、隙間なく快適なフィット感が得られるまで、少しずつサイズを小さくしていきます。

公式戦で使用できるヘルメットには、「CSA」および「HECC」認定のステッカーが貼られている必要がある場合があります。登録リーグ、もしくはトーナメントによっても規定が変わる場合もありますので、詳しくはそれぞれの所属団体等にてご確認ください。ヘルメットの防護性を保証するものでもありますので、アイスホッケー、インラインホッケーをプレーする場合には「CSA」および「HECC」認定されているホッケーヘルメットを使用されることを推奨いたします。

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