ユースホッケーにおけるボランティア事情

カリフォルニアからミネソタに移ってきたことにより、ユースホッケーの仕組みが大きく変わりました。

カリフォルニアでは地域にアイスホッケーという競技自体が根付いてはいないため、点在するアイスホッケーリンクが運営するユースチームが存在します。子供たちは自分に合ったチームを選び、場合によってはトライアウトの合格が条件となってチームに参加します。そうなると、運営は基本的に年会費で賄われることになり、ヘッドコーチにはチームから給与が支払われています。チームが地域密着ではないため、毎年シーズンのトライアウト前にはどこのチームに良い選手が集まりそうなどといった噂が絶えず、各チームも良い選手の獲得へとヘッドコーチのリクルート活動も盛んに行われています。

ミネソタでは、各地域(市)毎にユースホッケー協会が運営されていて、子供たちは住んでいる地域のユースホッケー協会が運営するチームに自動的に所属することになります。「飛べないアヒル」という映画でも、バンクス君が住居の地区が組み変わったために所属チームを変えなければならなくなるシーンがありましたが、まさにその通りなんです。このため、ヘッドコーチはBantamのAA以外は全て無償のボランティアとなります。もちろん、ボランティアですからチームに所属する子供の親というわけですが、そこはミネソタ。次男が所属するSquirt AのヘッドコーチDaveは高校4年の時にMinnesota State Tournamentの決勝でハットトリックを決め、地元DuluthではMr. Hockeyとしてリンクに写真が大きく飾られている人だったりします。親にもボランティアが義務付けられ、所属する子供1人あたり10時間の奉仕活動を行う必要があります。もし拒否したい場合には代わりに $300/子供1人 を支払わなければいけません。

そんなわけで、本日はMinnesota High Schoolのリンクの売店にてボランティア活動をしてきました。今年U12Aに所属しているSuzyも参加。試合が無く、通常の練習だけだったため、非常に楽に奉仕時間を消化。消化不良だったからというわけではないですが、その後にリンクをEden Prairieに移動して自主練をしてきました。

ミネソタのようなユースホッケーチームの運営方法を日本に持ってこれる訳はありません。北海道や青森などでも。。。Minnetonkaでは4つの小学校、2つの中学校、1つの公立高校がありますが、この地区だけでユースホッケーに所属する子供が1,000人。10歳までのSquirtではAからB、Cと10チームにも分かれていいます。日本だとサッカーや野球で、それぞれこれくらいの競技人口でしょうか。